日本は本当に美しい国なのか? 現在の日本文化とは何かを考えてみる

前回は歴史認識について述べました。

人は過去を知るからこそ、現状を把握でき、そこからより良い未来をつくることができるのだと思います。

それと同時に、歴史を学ぶことによってアイデンティティーを確立して、自信と誇りをもって生きていくことができます。

それはいいのですが、場合によって不都合が生じることもあるかと思います。

 

失われてゆく日本的なモノ

私は高校生のころ好きなものといえば洋楽ロックとジャンクフード・コーラでした。

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毎日着ている学校の制服はブレザーにネクタイを締めるタイプでした。

ある日、「自分はナニ人なのだろうか。格好も嗜好も外国由来のものばかりではないか」と思い、そこから日本というものを意識するようになったのでした。

よくよく考えてみると、我々の生活の根幹となる衣食住から日本的要素が失われているのではと思います。

サザエさんに出てくる波平さんは背広を着て帰宅後に着物に着替えますが、今では家で着物を着る人はほとんどいないと思います。

私は神主なので着物を着て帰ってきて、服に着替えます。

波平さんと逆だなと最近気づきました。(余談でした)

当然ながらほとんどの人が日常生活で着物を着る機会はあまりないとおもいます。お祭りや花火の時ぐらいですか。

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食べ物にしても、日本の家庭では実に様々な献立が並びます。子供が好きなのはハンバーグやカレー。お母さんはグラタンやスパゲッティーと作ったかと思えば麻婆豆腐や餃子を作ったりと大忙しです。多くの家庭では、白米を食べる和食がベースだと思いますが、日本ほど世界中の食べ物が食べられる国はないのではなかろうかと思います。

 

日本の街並み

 

私は高校で建築学科でしたが、先生が授業中、曇り空窓の外を見ていったかどうかは覚えていませんが、日本の街並みはなぜこんなに雑然としていて汚いのかと話し始めました。

要するに戦争中に木造の家が空襲で焼けてしまって、戦後復興の際は燃えない建物、すなわち鉄筋コンクリート造の建物がよいのだとされ、戦後の急速な復興と高度経済成長でいけいけのノリで、街の景観なんか二の次にかっこ悪い、見てくれの悪い建物を建てまくったからだということでした。

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        雑居ビル・木造建築が渾然と立ち並ぶ街並み

確かに東京の街を高いとことから見渡せば、無秩序に無限増殖する建物群に映ります。ヨーロッパの統一感のある伝統的な美しい街並みなんかと比べると全然違います。

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         東京の街並みとヨーロッパの街並み

もちろん日本にも京都のような伝統的な美しい街並みも存在はしますが、少なくとも私の育ったところではあまり見られませんでした。

公共の建物や商店、マンションは悉く鉄筋コンクリートや鉄骨造のどこにでもあるような建物で、建築を学んでいた私にとっては伝統的な建物もなければカッコイイ建物もなく、残念な気持ちになりました。

 

外国はカッコイイ! どうなる日本?

高校生の頃の私はそんな訳で愛国心が傷つきながらも、やっぱり外国のほうがファッションや音楽とかカッコイイですし、食べ物も好きでした。

しかし、今の日本は汚くてダサいと思いつつも、伝統的な日本的なものに対する憧れは強く持っていました。

葛藤しつつも、取っ組み合いや争いが嫌いなのに、ずっと部活の柔道を辞めなかった理由の一つとして、自分にとって唯一の生活のなかで日本的なものだったからだろうと思います。

歴史をざっくり言えば、明治維新によって日本に西洋の文化が入り、また戦後はアメリカの文化が入ってきたことによって我々の生活はガラッと変わったのだろうとは思いますが、今の日本はモノもココロも生き方、考え方も外国の文化の影響をどっぷり受けすぎていて、もはや文化的に断絶を起こしているのではないかと感じていました。

このままでは日本が日本で無くなってしまうと。

世界で一番古い国であるにも関わらずこんなことでいいのかと思ったものです。

そういった高校生の自分の気持ちを歌にして表現してくれている人がいましたので、最後に一曲どうぞ。

 

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