私と神様との出会い② 神とは、宗教とは、信仰とは、日本とは何か そして宗教のカルト的要素

日本では宗教に属し、信仰を持っている人は少数派です。

もしも「よくわからないような宗教」の信者であることがばれてしまえば、「変な人」というレッテルを貼られる恐れがあります。

学校や職場にもそのような「隠れ信仰者」が少なからずいると思われます。ひた隠しにしている人も多いはずなので数は意外に多いのです。

 

膨大な数の宗教団体が存在する日本

以下が日本の新宗教信者数のランキングです。

 

【1位】幸福の科学/11000000

【2位】創価学会/8270000(世帯)

【3位】立正佼成会/3111644

【4位】顕正会/1670000

【5位】霊友会/1390248

【6位】佛所護念会教団/1240689

【7位】天理教/1209421

【8位】パーフェクトリバティー教団/934489

【9位】真如苑/909603

【10位】世界救世教/835756

【11位】崇教真光/800000

【12位】妙智會教団/654046

【13位】世界基督教統一神霊協会/600000

【14位】生長の家/586973

【15位】円応教/456902

【16位】金光教/429975

【17位】念法眞教/416931

【18位】神慈秀明会/360000

【19位】阿含宗/356841

【20位】ほんみち/318985

【21位】本門佛立宗/300306

【22位】中山身語正宗/294930

【23位】黒住教/272565

【24位】大乗教/255198

【25位】光明念佛身語聖宗/231610

【26位】神理教/221518

【27位】世界真光文明教団/220000

【28位】ものみの塔聖書冊子協会/216472

【29位】妙道会教団/213100

【30位】天光教/170377

(『宗教年鑑 平成25年版』より)

 

新宗教の信者の数は意外と多いことに驚きますが、この数は各宗教法人の自己申告による信者数と考えられますので、実働の信者はそれほどでも無いにしても、それでもそれに関わる人数と考えれば大変な数です。

戦後に相当な数の宗教法人が設立されたため、現在日本の宗教法人の数はなんと181,961 法人となっています。

以下が日本の宗教人口です。

 

 

我が国の信者数

(平成 25 年 12 月 31 日現在)

総 数 190,176,262人

神道系 91,260,343人 (48.0%)

仏教系 86,902,013人 (45.7%)

諸 教 9,066,141人 (4.8%)

キリスト教系 2,947,765人 (1.6%)

(『宗教年鑑 平成26年版』より)

日本人で宗教を信仰する人口が1億9000万人と日本の総人口を超えています。

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日本人の独特な宗教との付き合い方

一方で、日本の人口の半数以上に当たる約7200万人が無宗教であるとかつてロイター通信が発表しています

なんだか数を見ていると訳が分からなくなりますが、要するに各宗教団体が信者とみなす人を数に入れていますので、神社なら氏子地域に住む人全員が氏子=信者であり、お寺ならお墓を管理したり、法事を行う世帯である檀家=信者となり、新宗教ならその宗教の新聞をとっていたり、書籍を購入した人の数も入っているかもしれません。

ただしロイターの発表に関しては意識調査ですので信憑性はあるにしても、日本人の宗教感は特異なので外国のリサーチ会社に理解されているとも思えません。

確かに多くが「自分は特定の信仰を持って無い」と考えているにせよ、日本人は一生の内に多くの宗教儀式に関わっているはずです。

おぎゃーと生まれて一月後には神社でお宮参りをして、大きくなったら七五三詣で。厄年を迎えると厄祓を受ける人も多いと思います。

結婚式はキリスト教信者でも無くとも多くのひとが教会で挙式をし、クリスマスには信者でない多くの人がイエス・キリストの生誕を祝います。

そして死を迎えると多くの人がお寺のお坊さんにお葬式を頼みます。その後の一回忌、三回忌、七回忌と供養の法事が続いて故人の死後の平安を祈ります。

こういった現象を鑑みると日本人の多くにとってこういった宗教は、人生の節目における「イベント屋」にしか過ぎ無いのかもしれません。あくまでも自分たちが主体であって宗教はそれに伴う単なる形式なのではないかと思います。

日本人の信仰は単に○○教、○○会といった宗教に当てはめては考えることはできません。自分は無信仰と言いながらも神社やお寺、または故人に手を合わせ、祈る気持ちを全く持たないとう人は少ないはずです。

日本人は心の奥底では目に見えない偉大な存在、尊い存在に対する畏敬の念を持っているのです。

 

マインドコントロールについて

新宗教のような形式的な宗教を熱心に信仰したりする人は変わっているとか、平成7年に「オウム真理教」が起こした凄惨な事件により新宗教全体が危険視される向きもありました。

新宗教のすべてが反社会的な行動に走るとは言えないのですが、確かにあの宗教団体が使ったとされる「マインドコントロール」の手法は多くの新宗教やカルト、霊感商法に利用されています。これは共通の手口でありながら、意図的に考え出された方法論とは考えられません。(そこまで考えてやっている人たちではないと思われます)

霊能者や宗教家、または詐欺師は共通して次のような手順で人々をマインドコントロール 洗脳してきます。

 

  • はじめは正体を隠して接触して信頼を得て心を掴む

笑顔で親切、力強く魅力的で強い信念を持った人だと印象を与えて100%の信頼をかちとり、この人との約束は守るべきだ、この人の提案することに従うことは絶好のチャンスなのだと信じ込ませる。

  • 恐怖と罪の意識を植え付ける

心を掴んだところで、その人の様々な悩みの原因は今まで間違った価値観や信仰を持って、間違った行いの結果多くの罪をつくって不幸になった挙句、このままだと死後は地獄に堕ちて永遠に苦しむことになるよと絶望に追い込む。

  • 明確な解決策を提示して安心させる

救われる唯一の方法を与えられたと安心する。

  • 現実感を演出して確信を得させる

集会等に連れて行き、みんなが感動していたりする様を見せる。

  • 実践こそが何よりといって信念を定着させる

体験談や実例を使って教化する。

  • 思うような結果が出ないときは自分を責めさせる

心理的な余裕を失くして常に緊張感、プレッシャーを与える。

  • お布施と称し全てを取り上げる

物的な自由を奪って完全支配。

 

一度宗教にはまり込むと自分を客観視することはできません。家族や友人がいくらあなたは騙されているんだよと教えても気付くことはありません。価値観や考えを書き換えられて支配されてしまうからです。

しかし疑念が生じれば徐々にその支配から脱却することができます。多くの人は真実を知りたいと思うからです。

所詮宗教団体も人が作った組織ですから、その教団が抱える矛盾や不自然な点は必ずあります。

私の所属していた宗教は人類や社会の抱える多くの問題を私に投げかけてくれました。それに真剣に向き合い突き詰めていくと、神とは、信仰とは、宗教とは、日本とはと、根源的な問題に遡ることになりました。

話は飛びますが、神道の研究の始まりは「なかなか悟ることができない」ことに危惧を抱いた中世の僧侶達によるものでした。悟れない理由を探っていくうちに、自分たちの国の特殊性に目を向けざるを得なくなったのです。

私は「世の中を良くしたい」というその所属していた宗教団体の目的に真剣に向き合ってしまった結果、その所属する宗教の矛盾点、問題点に気がついて自然とそこから離れて行きました。

しかし、その宗教のお陰で、何かしらの問題意識を持って生きていくことの大切さが分かりました。

 

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