揺らぐ民主主義の根幹 政党政治・議会政治の限界期? 正しい政治とは何か?

政治臭ぷんぷんのタイトルですが、政治的な主義主張を振りかざすわけでもなく、今回は日本の政治の未来について、ゆるく考えてみたいと思います。

ちなみに、このブログのタイトルは、第一次安倍内閣が掲げていたスローガンから拝借して、問いかける意味で疑問形にして名付けました。

急落する安倍政権の支持率

現政権は、集団的自衛権、秘密保護法、共謀罪と、野党や有識者、そして多くの国民に反対もしくは理解されず、明らかに十分な議論がなされないまま、圧倒的な議員数の力で強行採決にて法案を通してしまいました。

さすがの新聞やテレビのマスコミでさえ、これは民主主義の根幹を揺るがす事態と危惧する報道姿勢をとっています。明らかに強引な政治であると。 森友学園や加計学園の問題もあるかと思いますが、安倍政権の支持率が急落しているということは、国民がこの与党に対してどう考えているかが表れています。

毎日新聞調査

内閣支持36% 前回から10ポイント下落

毎日新聞は17、18両日、全国世論調査を実施した。安倍内閣の支持率は36%で、5月の前回調査から10ポイント下落。不支持率は44%で同9ポイント上昇した。不支持率が支持率を上回ったのは2015年10月以来。学校法人「加計(かけ)学園」の問題や、「共謀罪」の構成要件を改めて「テロ等準備罪」を新設する改正組織犯罪処罰法への批判が影響したとみられる。(毎日新聞より)

民主主義とは国民に主権があるということです。ですが多数決をもって決める議会制度をもって法案を議決しますから、当然与党の政策は国民の総意に基づいている訳ではありません。今回のように、多くの国民が通って欲しくないと思っている法案も通ってしまうことだってあります。

大袈裟な話かどうかはさておき、このままいけば言論の自由が奪われ、徴兵制度もできて日本は戦前に再び戻ってしまうなどと、危惧を抱く人も多いようですね。

政党政治・議会政治の限界

政治不信や政治の機能不全がささやかれて久しい今日。そもそも選挙に行かない、投票しない、支持する政党がない、どこに入れても一緒。何も変わらないと考える人が多くいます。我々国民は選挙権を与えられているものの、その政治に参加する方法は、自分がいいと思った政策を持つ政党なり、候補に投票することでしかありません。

社会に漂う無気力感は政治不信も去ることながら、成長経済が終わり成熟から衰退へと向かう日本社会の経済的、精神的な状態から来るのでしょう。 未来に希望を見出せない。恋愛も結婚もしたくない。ガツガツ働きたくないし自分の時間を大切にしたい。政治には参加したくない。

選挙は高齢者の票が最も多く、選挙の勝敗を左右しますが、この高齢者の多くはネットもつかえないような人たち。このような人たちに自分たちの未来が握られていると考えるだけで若者は希望を失います。高齢者は今の若者の未来をどう考えているのでしょうか? 日本では、何もしたくない人が増えています。人口の減退は思わぬところで民主主義の根幹さえ揺るがしています。以下の記事を御覧ください。

高知の村、議会廃止を検討 議員が高齢化、後継者も不足

高知県大川村が、村議会(定数6)を廃止し、地方自治法に基づき住民の有権者全員で構成する「町村総会」を設置する検討を始めた。村議の高齢化やなり手不足が背景にあるが、議会廃止に慎重意見も強い。同法に基づく町村総会は、1951~55年に東京・八丈小島の旧宇津木村(現八丈町)で設置された例がある。(朝日新聞DIGITAL2017年5月4日18時15分より)

新しい時代の政治

政治が行き詰ったときには、上手くいっていた時代の政治を参考にして解決しようとするのですが、日本の政治が上手くいっていた時期はいつでしょう。 平和で豊かな時代という意味では德川幕府の300年と、戦後70年なのですが、日本を江戸時代に戻す訳にはいきません。幕藩体制時代は日本は平和で安定した社会だったかもしれませんが、今の暮しを捨てて退化することなんて考えられません。

優れた政策だったという鎖国政策ですが、極端な政策は現実的ではありません。しかし、イギリスのEU離脱などを考えると方向性としてはありなのかなとも思います。 私は幕末のあのころ、欧米列強が日本をほっといてくれたらとよく考えますが、タラレバをいってもそれこそ何もかわりません。

今の日本が向かっている時代は再び戦後ということでしょうか。つまりスクラップアンドビルド。再び戦争をしようという明らかな準備をしているように思えます。 より良い未来の理想を描いた政治のみでは、時代は前には進めないのでしょうか?

正しい政治とは?

幕藩政治から藩閥(薩長)政治へ、軍国政治から民主主義へ。様々な政治の変遷がありました。しかしその本質は変わってない気もします。 江戸時代に政治の実権を握っていた武士は皇室や公家と姻戚関係にありましたが、現在でも政治家や財界の有力者どうしは皇室や公家との姻戚関係にあり、貴族のような階級は日本に確かに存在しているようです。 上の図の赤線は総理大臣経験者です。みんな親戚ですね。そもそも民主主義とは幻想に過ぎないのかもしれません。

参考 知ってた?あの政治家のルーツ!日本の貴族社会の家系図まとめ

人生にとって何が良いことで、何が悪いことに繋がるかは死ぬまでわからないように、何が国にとって幸いするか、禍となるかは分かりません。 なので何がいいとか悪いとか判断や批判は簡単にはできません。

そもそも政治の素人の一般国民が政治運営に携わったり大きな影響を及ぼすことは危険じゃないでしょうか。国民が不安や怒りを抱いてジタバタしたり、短慮や浅薄な知識でただただ行動に走っても上手くことが運ぶ見込みはほぼありません。

でもこれではいよいよ、何をやっても無駄、何もしたくないになってしまいます。

どうなる日本?

歴史は繰り返す特性があります。ある程度先の未来は予測がつくものです。この先我々の未来はどうなるのか。 この先、このような政治に対する考えを個人的に述べるだけでも逮捕されるようになるのでしょうか?そうなれば何もしたくないというより、何もできない世の中になるということです。

今まで、日本民族が経験してきた苦難や努力は無駄にはしたくない。私としては、祖訓を受け継いで伝統を大事にして、できるだけ多くの人の未来が幸せであることを願います。

そのための方策を講じるのが私の使命だと思いますし、そのためにブログを書いてきました。


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